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研修プログラム

プログラム責任者メッセージ

人物写真

研修を希望するみなさんへ

当院の臨床研修の理念は「いかなる状況でも目の前の患者さんと真摯に向き合える医師を養成する」です。けがや病気の方を助けたいという気持ちは医師を目指す誰もが持っていると思いますが、‘いかなる状況でも‘‘真摯に向き合う’ためには、自分自身が健康で人として成長し、その上に医学の知識と経験、また自分の能力を知り他スタッフとどう連携できるか瞬時に判断する冷静さやコミュニケーション能力が必要です。当院では、この理念のもと、病院全体、多職種一丸となって研修医の育成に力を入れています。
当院は救命救急センターや地域がんセンターを有する地域中核病院で、メディカルラリーや学術集会、勉強会など教育は充実しています。全国から研修医は集まっており、進路も救急医療から基礎医学まで様々です。
是非一度見学にお越しください!

プログラム責任者 齊藤久子
専門部長/医師卒後臨床研修委員長

理念

いかなる状況でも目の前の患者さんと真摯に向き合える医師を養成する。

-医師になると、ER・外来・病棟・災害現場など様々な状況に遭遇します。私たちはそのような場面におかれたとき、立ち往生しない医師を育てていくことを目指しています-

基本方針

  1. 高い倫理性と豊かな人間性を有し、責任ある社会人として主体的に行動できる
  2. 患者およびその家族を全人的に理解し、患者中心のチーム医療を実践できる
  3. 高度急性期医療を理解し、Common diseaseや救急疾患の診断治療ができる
  4. 疾病予防や患者の生活の質(QOL)向上を目指し、地域社会に貢献できる

研修プログラムの特徴

当院は平成13年3月に臨床研修病院に指定され、管理型施設として独自の研修プログラムによる臨床研修医(以後、研修医と略します)を、また協力型病院として筑波大学附属病院などから研修医を受け入れています。

臨床研修病院については、こちらをご覧下さい。

  1. 全国でも有数の総合診療科で、実践的な思考過程を学ぶことができます(内科研修に含む)。
  2. 年間約15,000人の救急患者と約4,000台の救急車が搬送される救命救急センターにおいて当直や救急当番で多くの時間を研修し、鑑別診断や救急初期対応を学ぶとともに、地域の医療機関との連携に配慮した医療を実践することができます。
  3. 救急研修においては、ドクターヘリの受け入れやドクターカーでの現場出動も経験できます。
  4. 救急外来においては相談できる上級医が常時配置され、診療の質を担保しつつ、患者および研修医の安全も確保する体制をとっています。
  5. 外科研修は、院内の外科系診療科の中から選択できます。
  6. 地域の小児救急を担う小児科では、ICUレベルからcommon diseaseの症例まで多数経験できます。
  7. 産婦人科・精神科は協力施設での研修となり、他施設を経験することで自院の特徴を再確認することができます。
  8. 地域研修は、当院と関係の深い施設を中心とした診療所群から複数選択し、地域医療・病診連携について深く学ぶことができます。
  9. 選択研修では、自院だけでなく、筑波大学附属病院をはじめとする協力施設群から幅広い選択肢で選ぶことができます。

プログラムの名称

筑波メディカルセンター病院臨床研修プログラム(基幹型臨床研修病院)

プログラム番号 030096604(2023年4月開始)

協力病院・協力施設

基幹型病院 筑波メディカルセンター病院
協力型病院 筑波大学附属病院
東京医科大学茨城医療センター
茨城県立中央病院
独立行政法人国立病院機構 霞ヶ浦医療センター(産科)
茨城県立こころの医療センター(精神科)
水海道厚生病院(精神科)
筑波学園病院(選択内科)
総合守谷第一病院(産科)
つくばセントラル病院(選択内科、産科)
協力施設 二の宮眼科
成島クリニック
つくば辻クリニック
石岡・平本皮膚科医院
茨城県つくば保健所/土浦保健所
茨城県赤十字血液センター
あおきこどもクリニック
つくば在宅クリニック
飯岡医院
坂根Mクリニック
大和クリニック
北茨城市民病院附属家庭医療センター
ちかつクリニック
つくばキッズクリニック

医師臨床研修に関する様式

クリックするとPDFファイルで閲覧可能です

  1. 研修プログラム(2023年4月1日開始分)PDF
  2. 様式10(臨床研修病院年次報告書)PDF
  3. 様式10 別表(病院群の構成)PDF
  4. 様式10 別紙1(研修管理委員会名簿と開催回数)PDF
  5. 様式10 別紙2(患者数・研修医数)PDF
  6. 様式10 別紙3(プログラム概要)PDF
  7. 様式10 別紙4(指導医名簿)PDF

研修の期間割

研修は、法人全体で4月採用者の入職時オリエンテーションからスタートし、他部門との交流を深めます。また、病院機能や他職種の役割を理解するため、診療科研修医を始める前に、研修医オリエンテーションとして、看護部、診療技術部、事務部など全部署の研修を行います。
研修コースは、ローテーション表をもとに、他の研修医と相談しながら決めていきます。
産婦人科・精神科は協力病院、地域医療は協力施設での研修となります。

選択研修について

選択研修は、各研修医の目標や進路を考慮し、プログラム責任者および各診療科の責任者と相談しながら決定します。
研修診療科は、院内の各科(一部診療科を除く)を選択できます。また、当院にない診療科(眼科、耳鼻科、皮膚科、血液内科、形成外科、産科、精神科、膠原病リウマチアレルギー科など)については、いずれも協力型病院で行うことができます。

研修スケジュール

※横スクロールができます

研修科 期間 内容
内科(必修科目) 6ヶ月 入院患者の診療を中心に、臨床医として必要な基本的診療の知識・技能・態度を習得する。循環器内科・呼吸器内科・総合診療科・消化器内科を1.5ケ月ずつローテーションする。
救急部門(必修科目) 3ヶ月 主な救急疾患の病態を理解し、救急現場で最も適切な処置を迅速・確実に施行するための必要な基本的知識、技術、態度を習得する。
地域医療(必修科目) 1ヶ月 原則的に1週間ずつ4施設を選択し、地域医療・病診連携について学ぶ。(在宅医療の研修を含む)
外科(必修科目) 2ヶ月 外科の基本的診察法と臨床検査の選択と評価、手術適応の決定、手術手技、基本的な治療法などについて習得する。消化器外科・呼吸器外科・心臓血管外科・脳神経外科・整形外科・泌尿器科・婦人科・乳腺科から選択。
精神科(必修科目) 1ヶ月 茨城県こころの医療センター、水海道厚生病院、筑波大学附属病院から選択する。
産婦人科(必修科目) 2ヶ月 霞ヶ浦医療センター、筑波大学附属病院、つくばセントラル病院。総合守谷第一病院から選択する。
小児科(必修科目) 2ヶ月 救急外来診療および入院患者の検査・治療を通じて、診察方法、基本的臨床検査の選択と評価、治療手技、薬用量、小児保健などについて習得する。
選択研修 7ヶ月 院内の全診療科、1年目後半からは、協力型病院・協力施設においての選択可能(要調整)。
一般外来研修 内科(総合診療科)・小児科・地域医療研修で「並行研修」として行う。

ローテーション例

ローテーションの表

修了要件

筑波メディカルセンター病院臨床研修プログラムでは、医師法第 16 条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の「臨床研修の到達目標、方略及び評価-別添」に基づき、臨床研修修了の基準として、以下の要件を満たす必要があります。

  1. 経験すべき症候(29症候)・経験すべき疾病・病態(26疾病・病態:外科症例の手術要約は  最低1症例)が経験され、PG-EPOCによる評価を受けていること。
  2. 一般外来研修が20日以上経験され、PG-EPOCにて確認できること。
  3. CPCレポートが提出され、評価を受けていること。
  4. 地域医療研修レポート、診療科別研修レポート、振り返りシート等、必要提出物が全て提出されていること。
  5. 院内で行われているCPCの出席率が60%以上であること。
  6. ローテ終了時のPG-EPOCによる「研修医評価票Ⅰ//Ⅲ(自己評価)」「指導医・上級医評価」「診療科・病棟評価」および「研修医医療機関単位評価」、研修修了時の「プログラム全体評価」が全て行われていること。
  7. 感染対策・予防医療・虐待防止・社会復帰支援・緩和ケア・ACPCPCの研修をおこない、PG-EPOCにて確認できること。
  8. BLS/ 二次救命処置(ACLS)の受講については、努力義務とする。

上記の履修を修了した研修医を対象に、研修管理委員会での議を経て研修管理委員会委員長が適格者を認定し、臨床研修修了認定とします。

2年次の時点で経験が足りない症例については、指導医やプログラム責任者と随時相談を行い、経験できるようバックアップ体制を整えています.

臨床研修パンフレット

筑波メディカルセンター病院の臨床研修パンフレットは、下の画像をクリックするとPDFファイルにてご覧いただけます。

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