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病院の紹介

病院長挨拶

入退院サポートステーション(SSさくら)のいま

筑波メディカルセンター病院のホームページへようこそ。
第6次整備事業で新築開棟した3号棟は、稼働開始からちょうど二年が経過しました。2015年8月にオープンホスピタルを催し、地域の皆さまにお披露目をすませ、翌9月末に1号棟からの引っ越しを終えています。あっという間の二年間でしたが、入院なさる患者さんやご家族から「綺麗で快適」、「清潔で便利」とのお褒めの言葉を頂戴していることが無類の悦びになっています。

さてその様な3号棟の中で、とりわけ力を入れて作りあげた部署をご存知でしょうか? 決して豪華でも贅沢でもない、事務部門の広いスペースと5つの面談室を備えたエリアです。3号棟1階の1/3以上を占める入退院サポートステーション(通称:SSさくら)がその部署です。

SSさくらは、「患者さんが当院での診療や療養生活に満足し、適正な日数でスムーズに退院・社会復帰できるように、入院前から退院後まで、多職種で連携して支援する部署」と定義し創設しました。この組織を立ち上げたのは2010年10月に遡ります。東海大学医学部付属病院が提唱したPFM(Patient Flow Management:患者の身体的・精神的・社会的側面の問題をとらえ、退院後を見据えて、最適な医療を提供する)の考えに触発され、麻酔科医、外来看護師、薬剤師、社会福祉士(MSW)が中心となり、主としてクリニカルパスに則った手術患者さんのみを対象にスタートしています。実態は術前麻酔科外来の拡大版でしたが、当初から「全入院患者を対象、入院前から退院後を見据えたサービス、多職種による提供」と言う目標を掲げ、それを降ろすことなく拡大と充実への地道な努力を継続してきました。

SSさくらの業務を分類すると、①入院支援、②療養病床支援、③退院支援の3つになりますが、このうち入院支援は予定入院の患者さん年間4,931人中3,000人弱に介入し、退院支援は年間入院患者10,508人中3,262人(退院支援加算算定数)に介入しています(図)。

入退院サポートステーション(SSさくら)支援数 2016.10~2017.09

まだ全ての入院患者さんではありませんが、延べ6,000人、実入院患者さんの50%に何らかの支援を届けられていることは大変誇らしいと考えています。さらに、多職種、多部署(医師、歯科医師、外来看護師、薬剤師、MSW、地域医療連携課、リハビリテーション療法士、ベッドコントローラー、退院調整看護師、訪問看護師、ケアマネジャーなど)が関わることで多様なサポートが展開出来るようになってきています。

これまで入退院サポートの数的拡大を優先してきましたが、今後は質的拡大が課題と認識しています。最終目標である「患者さんが当院での診療や療養生活に満足し、適正な日数でスムーズに退院・社会復帰できる」を目指し病院職員一同、日夜、努力してまいります。入院が決まったら、どんなお困りごとや相談でもお気軽にSSさくらにお声がけください。きっとお力になれると思います。

2017年10月

筑波メディカルセンター病院長 軸屋 智昭

 

【公益財団法人事業】

筑波メディカルセンター病院は公益財団法人 筑波メディカルセンターのひとつの事業です。法人傘下に、つくば総合健診センター、在宅ケア事業、筑波剖検センター、茨城県立つくば看護専門学校(委託事業)など医療、保健に関連する全5事業がつくば市を拠点として運営されています。

公益財団法人
筑波メディカルセンター

   ◎ 筑波メディカルセンター病院
◎ つくば総合健診センター
◎ 在宅ケア事業
◎ 筑波剖検センター
◎ 茨城県立つくば看護専門学校

病院以外の事業の詳細は、本ホームページの各事業をご参照下さい。



【病院沿革】

病院は、茨城県医師会、周辺郡市医師会、茨城県、筑波大学附属病院、筑波大学が協力し「県南・県西地域の救急患者に対応」するため1985年に開院しました。開院当初から国の指定する救命救急センターが併設されており、設立の趣旨に添って、この地域の救急医療を、重症度に拘泥することなく包括的に実践・提供してきました。

【設立趣意書】1982年財団法人筑波メディカルセンター

「県南・県西地域の住民がいつでも、どこでも適切な診療が受けられ、生命の安全と健康の保持増進が図られるために救急医療並びに健康管理体制を整備し、福祉の向上に寄与することを目的として財団法人 筑波メディカルセンターを設立する」

 

その後、平成2年茨城県総合がん対策推進計画(第一次計画)に基づく県内4ヶ所の「茨城県地域がんセンター」の一つに平成11年指定され、がん医療を実施する急性期病院としての機能が付加されました。平成15年には厚生労働大臣から「がん診療拠点病院」、更に平成18年には「地域がん診療連携拠点病院」に名称変更され指定を受けています。

茨城県地域がんセンター    ◎ 日立総合病院
◎ 茨城県立中央病院
◎ 土浦協同病院
◎ 筑波メディカルセンター病院

 

「救急医療」と「がん医療」の二つの政策医療を大きな柱とし、茨城県南部・西部地域をカバーする急性期医療を推進するため病院の理念を、

【病院の理念】2017年~

 地域社会と連携・協働し、患者中心の医療を実践します

と定めており、これに従い地域医療へ貢献すべく邁進しております。

地域医療貢献の基礎は、地域医療の支援にあると考え「地域医療支援病院」の認定を、制度発足早期(1999年3月)に、全国14番目の病院として取得しています。

このように病院は、救急医療とがん医療を二本柱として活動を続け、その事業の公益性と法人内他事業の高い実績が併せて評価され、2012年には法人全体が「公益財団法人」として認可されました。

2015年7月、つくば市が市内救急医療体制の充実を図る目的で、国の特例制度である「複数の公的医療機関の再編統合」を活用し、つくば市立病院の病床40床を当院へ移管、入院機能の強化が図られています。

沿革の詳細は、本ホームページの法人沿革をご参照ください。