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公益財団法人
筑波メディカルセンター

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機能と取組み

入院患者統計

がんセンター入院患者の内訳

2022年のがん患者入院実人数は男性899人、女性616人、合計1,515人であり、入院延べ人数は男性1,518人、女性875人、合計2,393人でした(表1PDF)。2021年と比べ、実人数では男性は41人減少し、女性が20人増加し全体では21人の現象でした。延べ人数は男性が61人減少、女性が47人減少し、全体では108人の減少でした。図1は2022年のがん入院患者の地域別割合を二次保健医療圏別で示します。つくば保健医療圏が47.3%、筑西・下妻保健医療圏が24.4%、取手・竜ヶ崎保健医療圏が10.8%、土浦保健医療圏が10.6%、古河・坂東保健医療圏が4.8%などの順であり、県外は1.0%でした。

図1 入院患者状況(二次保健医療圏)

図2・3に男女別のICD-10分類による臓器別割合を示します。男性では気管支・肺が26.0%で第1位となり、次いで前立腺癌が20.5%、腎・尿管・膀胱16.9%、大腸(結腸+直腸)13.1%、胃9.1%の順でした。女性では乳房が25.2%と第1位で、次いで気管支・肺14.9%、子宮14.8%、大腸(結腸+直腸)12.5%、腎・尿管・膀胱7.1%、胃6.3%、卵巣5.5%の順でした。

図2 ICD-10分類によるがんセンター入院実人数比率 〈男性〉

図3 ICD-10分類によるがんセンター入院実人数比率 〈女性〉

茨城県地域がんセンター この一年

がん患者統計について

2022年1年間に筑波メディカルセンター病院に入院したがん患者統計と、当院に茨城県地域がんセンターが開設された1999年5月から2022年12月までの疾患別予後調査と治療法、および5大がんの5年生存率について報告します。
※統計は茨城県に報告している「地域がん登録」と地域がん診療連携拠点病院に義務づけられている「院内がん登録」の資料をもとに、医療情報管理課にて作成。

がんセンター入院患者の内訳

【がんセンター入院患者の内訳】を参照

初回治療時の臨床病期別予後と初回治療法

表2PDFに1999年5月12日(がんセンター開設)から2022年12月31日までの入院患者を対象とした部位別・臨床病期別の予後と治療法を示します。
※部位別分類はICD-10分類、病期分類はTNM分類を使用。初回治療時のTNM分類の(*)は当院初診時再発例、(-)は分類不明を表す。予後は生存、がん死、他因死の3つに分類した。治療法は、外科治療、放射線治療、化学療法、対症療法・緩和医療、検査、その他に分類した。外科治療には内視鏡的治療や胸腔鏡や腹腔鏡手術を含む。放射線治療には放射線単独治療と化学療法との併用を含む。化学療法は抗がん剤治療の他にホルモン療法や免疫療法を含む。検査の項目には検査目的で入院したが、治療を行っていないものが含まれる。

表3PDFに主な疾患の予後と治療法をまとめました。がんセンターの入院患者数は1999年5月から2022年12月まで合計22,021人であり生存13,832人、がん死7,630人、他因死559人でした。死亡が確認できない場合は生存例として計上。
部位別患者数は肺が3,698人と最も多く、次いで大腸(結腸+直腸)3,153人、乳房3,117人、胃2,544人、前立腺2,509人などの順でした。引き続き、大腸(結腸+直腸)、乳房、前立腺の増加傾向でした。初回治療法は外科的治療12,541人、放射線治療2,227人、薬物療法2,583人、対症療法・緩和医療3,656人、検査965人、その他49人でした。

※統計は入院患者を対象としており、外来のみの患者は含まれていない。

5年生存率

筑波メディカルセンター病院い茨城県地域がんセンターが開院した1999年5月から当がんセンターに入院した患者さんを対象に部位別、臨床病期別の5年生存率(Kaplan-Meier法)を報告します。5年生存率は、各臓器を担当しているがん診療科と緩和医療科からのデータをもとに治療開始時点のがんの進行度をもとにして病期分類をしました。※本データは2022年12月末時点の患者情報をもとに集計して算出したものです。

  • 大腸癌は結腸癌と直腸癌を合わせた統計です。
  • 統計は入院患者さんを対象としており、外来のみの患者さんは含まれていません。
  • 茨城県へ報告している「がん登録」をもとに5年生存率をまとめています。
  • 他の医療機関より「緩和ケア病棟」へご紹介のあった末期の患者さんも本統計に含まれています。

どのがんも初診時の病期が進行しているほど予後は不良でした。あらためて、予防とがん検診受診による早期発見の重要性がわかります。

がん手術統計

表5PDFに当院でがん治療として施行された部位別、術式別手術件数を示します。
※術式には胃ESD・EMRや大腸EMRなどの内視鏡的切除術を含む。
部位別では大腸134件、膀胱139件、乳房132件、胃80件、肺77件、子宮70件などの順でした。全体では745件であり、2021年より19件減少しました。

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