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機能と取り組み

緩和ケアセンターのご案内

緩和ケアとは?

緩和ケアは、重い病を抱える患者さんやそのご家族お一人お一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケアです。
緩和ケアは終末期だけに提供されるものではなく、病状のどの時期においても行われる医療です。

当院の緩和ケアセンターの目標は「患者さんとその家族が、病気や療養場所に関わらず適切な緩和ケアを受けることができるように支援する」ことです。

そのために、緩和医療科外来、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟・病床など緩和ケアに関する部門が協力して診療にあたっています。

緩和ケアセンター

患者さんとご家族が、病状や場所に関わらず、適切に緩和ケアを受けることができるようにお手伝いします

緩和医療科外来 

緩和ケアセンターでは、緩和ケアの外来診療に力を入れています。がん治療や病状に関わらず、からだやこころのつらさがある場合に外来に受診することで、つらさを軽減することができます。また、外来通院中に苦痛が強くなり、外来での苦痛の緩和が困難と判断された場合には、緩和ケア病棟で入院できる体制を整えています。


緩和ケア相談および外来予約

外来予約

医療機関からの紹介

地域連携課

(電話直通:029-858-5272)
月~金:8:30~18:00
土:8:30~12:30

緩和医療科外来の初診予約に関しては、原則医療機関からの紹介となりますので、現在のかかりつけの医療機関の主治医にご相談ください。

  • 緩和医療科外来の初診の受付は月曜日午後のみとなります。
  • 再診の場合は、火曜日から金曜日の午後に予約を受けています。
  • 外来にかかる費用:緩和医療科の外来初診の費用は、通常の外来診療と同じです。

医師による緩和ケア相談

当院にかかられていない方や他院通院中の場合、まず、緩和ケア相談にご連絡ください。ご家族のみの相談も可能です。

患者さんやご家族から緩和ケアについて
のご相談
をいただく場合の連絡先

患者家族相談支援センター
がん相談支援センター

(電話直通:029-858-5377)
月~金 9:00~17:00

  • 可能であれば、現在おかかりの医療機関の主治医からの紹介状をお持ちください。
  • 相談は保険の適応外となります。特にご家族のみの相談の場合、初診料相当の実費(3,300円)負担となります。

緩和ケアチーム

緩和チームとは (緩和ケアチームのご案内 PDFファイル

がんや、がん以外の疾患(心不全、慢性呼吸不全など)によるからだやこころのつらさがある場合に、主治医と共に緩和ケアを専門とするスタッフが患者さん、ご家族を支援します。

緩和医療科以外の診療科に入院中の患者さんが対象となります。

例えば

  • からだのつらい症状への対応
  • こころのケア
  • 社会生活(介護・医療費など)の問題への支援
  • ご家族のケア           などお手伝いします。

緩和ケアチームへの相談については、主治医、担当の看護師にご相談ください。

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟とは (緩和ケア病棟のご案内 PDFファイル

患者さんの身体や心のつらさをやわらげ、患者さんと家族を支えて、専門的な緩和ケアを提供する病棟です。


緩和ケア病棟の入院と退院

当院の緩和医療科または緩和ケアチームで診療を受けており、以下の場合に入院できます。

  • がんに伴う身体症状・精神症状または心理社会的問題に対して専門的緩和ケアを必要とする場合
  • がんの病状が1か月以内に変化すると予測される場合

緩和ケア病棟に入院後、以下の場合には退院・転院について相談させていただきます。

  • 症状緩和および問題の解決が図られた場合
  • 患者さんまたはご家族が退院を希望する場合
  • がんの病状が1ヶ月以上安定していると予測される場合

緩和ケア病棟

病室

デイルーム①

デイルーム②

デイコーナー

病棟の様子は、以下「緩和ケア病棟のご紹介」でご覧ください。

緩和ケア病棟のスタッフ

■医師の役割は、痛みを緩和し呼吸困難や吐き気など痛み以外の諸症状や不安、心配事などをやわらげることです。そして、患者さんやご家族としっかりコミュニケーションをとり、目標や希望について話し合っていきます。

■看護師は、緩和ケア病棟で患者さんのケアに最も重要な役割を果たします。看護師の配置は、患者さん7人に対して看護師1人以上と決められています。緩和ケア病棟の看護師ひとりひとりが症状の緩和と日常生活の援助のための高い技術を持っています。そして、患者さんの希望に合わせて、できるだけ快適な生活を送ることができるように援助を行っています。

■薬剤師は、入院している患者さんの薬剤の管理を行います。とくに、鎮痛剤のなかでも医療用麻薬の管理と患者さんへの説明をしっかりと行います。また、お薬の副作用や相互作用について専門的な立場からアドバイスしたり、注意を払っています。

■理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は、患者さんの希望を尊重しながらリハビリテーションを提供します。緩和ケア病棟では、患者さんが最期まで快適にすごせるようにリハビリテーションに力を入れています。がん患者さんのリハビリは、からだの痛みや手足のむくみ、手足の衰えを少しでも改善するために役立ちます。

■栄養士は、患者さんとご家族の食事や栄養に関する相談に応じます。また、毎日の食事はできるだけ季節感のあるもので療養生活の楽しみとなるように工夫しています。

■ソーシャルワーカーは、病気に関連して起こる生活上の心配事(お金、介護、仕事など)の相談に乗っています。患者さんだけでなくご家族の負担や心配を少しでも軽くするように努めています。

緩和ケア病棟と緩和医療科のスタッフは、患者さんの「病気」だけを診るのではなく、病気を持った「人」を診ていくということを心がけています。そして、患者さんがご家族とともに良い時間を過ごしてほしいと思っています。

 


入院にかかる必要

緩和ケア病棟の入院費は、定額制で毎日決められた一定の金額が健康保険より支払われます。自己負担は、国民保険・社会保険3割、後期高齢者保険1~2割です。いずれの健康保険でも高額医療費制度※が適用されます。【有料個室代】9,900円/日(テレビ代:無料)
※高額療養費制度の対象外:食事療法費、個室代、生活用品料、診断書等は必要に応じて別途いただきます。
※ご不明な点は、医療ソーシャルワーカーまたは病棟事務スタッフにお尋ねください。

訪問看護と訪問診療

がん患者さんが自宅で療養することは、患者さんはもちろんご家族にとっても負担が大きいものです。その負担を少しでも軽くするために、訪問看護と訪問診療を受けることができます。
筑波メディカルセンターには、つくば地域を担当する「訪問看護ふれあい」「サテライトなの花」と常総地域を担当する「訪問看護いしげ」の3つの訪問看護ステーションがあります。他の地域の訪問看護ステーションとも連携しています。
患者さん、ご家族の希望があれば、診療所からの訪問診療を依頼します。これらの在宅医療と外来通院を併せて受けることにより、患者さん、ご家族は安心して自宅で療養できます。
在宅での医療費:訪問看護・訪問診療にも健康保険が適用されます。
詳しいことは、患者家族相談支援センター・がん相談支援センターに問い合わせてください。

 

在宅ケア事業ホームページへ

よくある質問

緩和ケアを受けるにはどうしたらよいですか?

あなたの主治医または患者家族相談支援センター・がん相談支援センターへご相談ください。病状に応じて、緩和医療科外来、在宅緩和ケア、入院の調整をします。

他の医療機関にかかっている場合はどうすればよいですか?

まずは、患者さん・ご家族より、患者家族相談支援センター・がん相談支援センターへお問い合わせください。緩和医療科外来の初診予約をお取りします。受診の際に、病院や診療所から病状・治療経過が示された紹介状(診療情報提供書)を発行してもらい、持参するか送ってもらってください。

抗がん剤治療中でも緩和ケアを受けることはできますか?

当院では、がんの治療中から緩和医療科外来を受診することができます。他院で治療中の患者さんも受け入れています。当院に入院中であれば緩和ケア支援チームが対応します。

自宅で過ごしたいのですがどうすればよいですか?

安心してご自宅で過ごせるように、訪問診療・訪問看護の手配、在宅サービスの調整を行います。介護保険の利用(介護用ベッドのレンタルなど)については、患者家族相談支援センター・がん相談支援センターへご相談ください。

お金はどれくらいかかりますか?

入院や外来、在宅医療の費用は健康保険の適応となります。ただし、自己負担の割合は年齢や収入に応じて異なります。なお、有料個室料金、食事代は別にかかります(別紙参照)。

 

緩和ケア病棟・病床にはどんなときに入院できますか?

つらい症状が外来ではコントロールができない場合や、急激に体力が低下して自宅などで日常生活が送れなくなったとき、またはがんの病状が1ケ月以内に変化すると予測される場合に入院ができます。

緩和ケア病棟・病床ではどのような治療やケアを受けられますか?

痛み、吐き気、だるさ、息苦しさ、不安、気分の落ち込み、混乱などの症状をやわらげるための治療やケアを集中的に行います。また、食事、入浴、排泄などの日常生活のお手伝いをします。必要があればリハビリも積極的に行います。

ずっと入院していることはできますか?

当院の緩和ケア病棟・病床は長期の療養目的の入院はできません。がんの病状が1ケ月以上安定していると予測される場合は、自宅や療養可能な施設・病院への退院・転院について相談させていただきます。

外泊や退院はできますか?

症状や病状が落ち着いていれば、外泊や退院ができます。退院した場合、外来通院または訪問診療・訪問看護を手配します。必要時は再入院が可能です。