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公益財団法人
筑波メディカルセンター

〒305-8558 茨城県つくば市天久保1丁目3番地1

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TEL.029-851-3511(代表)

FAX.029-858-2773(代表)

各部の紹介

婦人科

医師紹介

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役職等 専門分野 卒年 資格
野末 彰子 診療科長 婦人科腫瘍 1995年 日本産科婦人科学会専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本婦人科腫瘍学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
高尾 航 2012年 日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本内視鏡外科学会(産婦人科)技術認定医
日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
岩田 成志 2015年 日本産科婦人科学会専門医
西出 健 嘱託 婦人科腫瘍 1986年 日本婦人科腫瘍学会専門医
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本臨床細胞学会細胞診指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
がん治療認定医

婦人科の取り組み

婦人科は当院が茨城県地域がんセンターとして機能することになったのに伴い、1999年から診療を開始しました。2022年7月から西出健、野末彰子に加え、高尾航の3名に研修医を加えた4名で診療を担当しています。

3名とも日本産科婦人科学会専門医の資格を持ち、西出、野末は日本臨床細胞学会専門医、日本婦人科腫瘍専門医の資格、高尾は日本産科婦人科内視鏡学会認定の資格を持っています。

外来や入院においては癌だけではなく、感染症や内分泌疾患、子宮内膜症、性器脱から子宮筋腫や卵巣嚢腫などの良性腫瘍に至るまで、幅広い婦人科疾患の診断と治療を行っています。ただし、妊婦健診や不妊症の検査・治療は今のところ行っていませんので、ご注意ください。

入院での治療は、良性疾患では手術療法が中心です。腹腔鏡手術や子宮鏡を用いた子宮筋腫手術など、体への負担が少なく回復の早い内視鏡手術も積極的に施行しております。良性疾患の治療方針は、患者さんの意向をふまえた上で、体の負担と治療の効果のバランスをよく考えて最善と思われる方法を提示させていただきます。医師と患者さんとの相談を通じて、十分に納得がいく治療方針を決めていくことを大切だと考えています。

悪性疾患では最新のエビデンスに従って、手術療法、必要であれば放射線療法や化学療法も取り入れた集学的治療を行います。初期から進行した状態の癌にまで、ほぼ全ての婦人科癌の治療に対応しています。子宮頸部の初期癌に対しては、1泊2日の入院で高周波電気メスを用いた円錐切除術を行うことによって、子宮を温存する治療を行っています。

患者さんへ一言

子宮がん検診のすすめ

子宮がんは子宮がん検診を受けることで、ほぼ早期発見が可能ながんです。特に子宮頚がん(しきゅうけいがん)は、がんになる前の段階である子宮頚部異形成(しきゅういけいぶいけいせい)の段階で発見できます。異形成はもちろん、早期の子宮頚がんの状態であれば、子宮を全摘出することなく治療が可能であり、治療後に妊娠・出産も可能です。

子宮頚がんは初期にはほとんど症状がないため、早期発見には検診を受けることが大変重要です。特に最近は出産経験のない若い方にも子宮頚がんが増加していますので、20歳以上の女性は積極的に婦人科検診を受けることをお勧めします。

筑波メディカルセンターではつくば総合健診センターが併設されていて、こちらで検診が受けられます。ただし、自治体からの経費援助が受けられる住民健診での子宮頚がん検診は、病院では行っていませんのでご注意ください。病院は、健診で異常のあった方の精密検査などの2次健診や、異形成やがんの方の治療後の定期的検査が中心となります。

また、近年は子宮の奥の方に発生する子宮体がんが急増しています。子宮体がんは子宮頚がんとは対照的に、ほとんどの場合不正出血が見られます。特に閉経後の方に月経様の出血が見られる場合は必ず受診してください。また、閉経前の方でも、たびたび不正出血がある人や月経不順が慢性的に認められる人も要注意です。(無症状の方に子宮体がん検診を行っても、子宮頚がんが見つかることはほとんどないので、無症状の方は体がんの検診は必要ないといわれています。)

子宮体がんは健診センターでの健診(子宮頸がん検診)では発見がかなり困難なので、検診希望の方は病院での検査をお勧めします。(子宮体がんの検診は当院の外来でも実施していますので、上記のような症状がある場合は受診してください。)

診療統計(2021年)

入院統計

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2021年 2020年
延べ入院患者数 381 359
実入院患者数 304 314

※同一傷病による反復入院はまとめて1入院として計上

疾患統計

良性疾患実患者数 171
良性疾患延べ手術件数 164
異形性・悪性疾患実患者数 133
異形性・悪性疾患延べ手術件数 114

術式別手術統計

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術式 2021年 2020年
腟外陰手術 全面掻爬 4 6
円錐切除 46 54
頸管開窓 0 1
VH+前後腟壁形成5,LAVH+前後膣壁形成1 6 1
TCR-M(子宮鏡下筋腫切除) 8 9
TCR-P(子宮鏡下内膜ポリープ切除) 6 2
LeFort腟閉鎖術 0 1
バルトリン膿瘍摘出0、外陰血腫除去1 1 3
膣壁腫瘍切除 1 1
その他体表手術(筋腫捻徐) 1 2
膣式手術合計 73 81
腹腔鏡下手術 子宮外妊娠手術(卵管切除) 2 2
卵巣嚢腫核出(片側24,両側7) 31 24
付属器切除(片側22,両側18,付切+生検2) 42 39
TLH(TLHのみ18、TLH+付切7)、LAVH2 27 17
TLH+PLA(腹腔鏡下子宮体癌手術) 6 3
その他腹腔鏡手術(筋腫核出) 1 2
腹腔鏡下手術合計 109 87
開腹手術 卵管切除 1 0
卵巣嚢腫核出 0 1
付属器切除のみ(片側5,両側3) 8 17
付属器切除+大網部分切除+虫垂切除+腹腔内生検 8 13
両付切+骨盤及び傍大動脈節生検 2 1
筋腫核出 7 15
腹腔内生検+大網部分切除 0 2
TAH(TAHのみ25,+付属器切除22,+播種切1) 41 48
TAH+BSO+大網切除+虫垂 5 1
TAH+BSO+骨盤節生検+pOMT+播種切除 5 4
TAH+BSO+PLA+PALA+pOMT 8 2
準広汎子宮全摘1、準広汎+PLA1、準広汎+リンパ節生検1 3 2
広汎子宮全摘 3 5
卵巣癌根治術(総合術式) 5 10
PLA+PALA 0 1
SRS(PLA+pOMT+生検) 0 0
後腹膜再発腫瘍切除 0 3
その他腹壁手術 0 0
開腹手術合計 96 125
全婦人科手術件数 278 293
VH
腟式子宮全摘
TCR-M(P)
子宮鏡下筋腫(ポリープ)摘出術
TLH
全腹腔鏡下子宮全摘
TAH
腹式単純子宮全摘
BSO
両側付属器切除
pOMT
大網部分切除
PLA
骨盤リンパ節郭清
PALA
傍大動脈リンパ節郭清

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