糖尿病・内分泌代謝内科
医師紹介
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役職等 | 専門分野 | 卒年 | 資格 | |
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藤原 淳 | 診療科長 | 糖尿病・内分泌疾患 | 1998年 | 日本糖尿病学会専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本糖尿病学会専門医研修指導医 内分泌代謝・糖尿病内科領域研修指導医 |
糖尿病・内分泌代謝内科の取り組み
当科は、糖尿病を初めとした代謝疾患および内分泌疾患の診断と治療を行っています。
厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」では、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は12.1 %、「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は 12.1 %とされるほど、糖尿病はありふれた疾患ですが、自覚症状に乏しい時期もあることから軽視されることもままある疾患です。
また生活習慣病の代表格でもあり、1型糖尿病のように罹患歴が長くても糖尿病学会推奨のやり方とは異なった治療をする患者さんもいます。
特に高齢者には自分なりのライフスタイルが確立している方や、認知症などが障害となり実際の治療に悪影響をもたらす場合も珍しくありません。
外来の少ない面接時間では問題を認識できない場合も多く、入院を契機に糖尿病療養指導士が対応し、様々な問題を浮き彫りにすることが有効です。患者さんの個性を尊重しながら実際の治療に対する悪影響を改善したり、健康寿命を延ばしたりすることができると考えます。登録医の先生方が外来診療での対応に疑問を感じた時、当科にご紹介ください。
患者さんが再び在宅で生活を送ることができるよう、我々の診療の質を高めていきたいと考えています。また同院他科と連携し総合的な診療を行っていきます。
内分泌疾患はわかりにくい疾患です。恒常性とフィードバックを評価することが大事、とは言っても短い時間でぱっとわかるものではなく、ある程度の慣れが必要です。専門的な治療は専門の外科との連携が必要なことも多く、敷居の高い印象が否めません。どういった対応が妥当なのか、ご相談いただけるよう、信頼を高めていきたいと考えています。
患者さんへ一言 ※当科は紹介状をお持ちの方のみ対応しています
健康でありさえすれば満足。そうはいきません。しかし、不健康が不幸であることは間違いありません。自覚症状が出る前に、出てからも重篤な疾患を合併する前に、できる努力はないかを糖尿病療養指導士と一緒に探していきましょう。