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看護部の紹介

看護部長挨拶

看護の魅力と楽しさを一緒に感じていきたいと思います

看護師としてできる最善の看護を実践し続けることは、簡単なことではないと思います。立場が変われば、実践する看護も変化します。
筑波メディカルセンター病院は、新人、ひとり立ち、中堅、監督職、管理職のステップのもと、一人ひとりの看護師が成長に沿ってキャリアデザインできるようにサポートするシステムがあります。また、認定看護師や専門看護師、特定行為実践者、認定看護管理者の育成にも力を入れています。
そして、人生の様々なステージに立ち会う仕事ですので、看護師一人ひとりの人生も大切にしたいという思いから、生活と仕事の両立(ライフ・ワークバランス)ができるよう環境を整えています。

当院の看護師から「自分のやりたい看護がしたい」と聞くことがあります。私は「自分のやりたい看護」ってどのような意味なのだろうかと、分かるようで分からない言葉であり、一方で志しと向上心の高さを感じる言葉だとも思い、自問自答することがあります。
看護師としての使命は、病気やけがと向き合う患者さんとご家族の意思を尊重し、患者さんが心身共によりよい状態へと導けるように支援することです。「自分のやりたい看護」が「相手の意思を尊重し、その方にあった看護」であることを願います。

時にはつらいこともあります。そのつらさを乗り越えて、やめられない魅力と楽しさが看護にあることを一緒に実感していけたらと考えています。

看護部長 田中 久美

 

看護部だより


 看護部門職員の皆様、COVID-19のワクチン接種が終了し、ホットしているでしょうか?COVID-19に立ち向かうにしても、その防御がなければ、医療者としての仕事ができません。この一年間は、本当に不安との隣り合わせだったと思います。しかし、ワクチンによって、発熱や頭痛等の副反応が多くのスタッフに出現したので、びっくりしています。しかしワクチンそのものが、身体の免疫反応を利用したものであるため、一定程度の生体の反応、特に炎症反応がおこることは防げません。
私も今回知ったのですが、副作用と副反応は、意味の違いがあることは知っていましたか?私達が日常よく使っている治療薬の場合は、「主な薬理作用以外の好ましくない作用のことを副作用」と言います。ワクチン接種の場合は、主な作用は免疫を付けることで、それ以外の免疫学的なメカニズムによる炎症性サイトカインによる反応は、副次的なものではないので、「副作用」の代わりに「副反応」と呼ばれているようです。
 ワクチン接種のこともあって、最近『免疫力を強くする』宮坂昌之著を読んでいます。その中で、最初に出てくるのは、「医学的に効果が確認された免疫増強食品やサプリメントは皆無であり、巷には健康食品の広告が氾濫していますが、その多くは、プラセボ効果や暗示効果以上のものはなく、摂取してもからだの免疫力は変化しない」と述べられていました。残念ながら「サプリメントで、強い体を作る!」というのは医学的にエビデンスがないということです。
宮坂先生は、「免疫系全体の能力を上げるためには、むしろ血流やリンパの流れを良くすることの方がずっと役に立つ」と説明しています。過剰なストレスは、免疫系全般の機能を大きく低下させるので、何でも頑張りすぎず、ゆったりとしたスローライフ・スタイルを心がけることが大切であるとのことでした。
私達は、からだの働きを科学的に理解して、正しい知識に裏付けられた生活の仕方をすることが大事ですね。                看護部門長    山下 美智子