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看護部の紹介

看護部長挨拶

看護の魅力と楽しさを一緒に感じていきたいと思います

看護師としてできる最善の看護を実践し続けることは、簡単なことではないと思います。立場が変われば、実践する看護も変化します。
筑波メディカルセンター病院は、新人、ひとり立ち、中堅、監督職、管理職のステップのもと、一人ひとりの看護師が成長に沿ってキャリアデザインできるようにサポートするシステムがあります。また、認定看護師や専門看護師、特定行為実践者、認定看護管理者の育成にも力を入れています。
そして、人生の様々なステージに立ち会う仕事ですので、看護師一人ひとりの人生も大切にしたいという思いから、生活と仕事の両立(ライフ・ワークバランス)ができるよう環境を整えています。

 

当院の看護師から「自分のやりたい看護がしたい」と聞くことがあります。私は「自分のやりたい看護」ってどのような意味なのだろうかと、分かるようで分からない言葉であり、一方で志しと向上心の高さを感じる言葉だとも思い、自問自答することがあります。
看護師としての使命は、病気やけがと向き合う患者さんとご家族の意思を尊重し、患者さんが心身共によりよい状態へと導けるように支援することです。「自分のやりたい看護」が「相手の意思を尊重し、その方にあった看護」であることを願います。

時にはつらいこともあります。そのつらさを乗り越えて、やめられない魅力と楽しさが看護にあることを一緒に実感していけたらと考えています。

看護部長 田中 久美

 

看護部だより

  今年の梅雨明けは、突然やってきましたね。それもまだ6月中のことでした。

こんなに早い梅雨明けは、1951年から統計を取り始めて、史上初ということです。その後の気温は、連日6月とは思えない真夏の暑さが続きました。皆様、7月に入っても暑さは続いていますが、体調の方はいかがでしょうか?健康を保つことができていますか?しっかりと食事を摂って、熱帯夜の中で、工夫しながら十分な睡眠を心がけて、暑さとコロナに打ち勝って下さい。

さて今回は、主任さんや係長さんの学習会でお話しした「経験学習」について、皆様にお伝えしたいと思います。

日常の仕事で経験した看護実践を自分のものにするためには、仕事の中で、上手くできたこと、できなかった経験を振り返って、そこから気づきを得ることが大切です。私達は人を指導する際に、その人のできてないところに着目して、できるように指導して行こうとします。私達日本人は、「世間」を意識して、「恥の文化」を持っているため、なるべく弱みを小さくしようとする傾向が強いと考えられています。「経験学習」からすると、その考え方はあまり良い方法とは言えないようです。弱みを克服しても-10を0にすることしかできませんが、強みは、+10を数倍の20→30にすることができると説明しています。私達は、出来なところばかりに目を向けがちですが、むしろ出来るところに目を向けてサポートすることが人を成長させることになります。

ある調査では、部下の強みを伸ばす指導をしている先輩は、そうでない先輩よりも2倍の成果が上がると言われています。弱み克服の指導だけでは、部下の防衛反応を引き起こしたり、改善しようとする意欲を低下させやすいことが報告されています。「もしドラ」で有名になった現代経営学の父と呼ばれるドラッカーは、「管理者の第一の務めは、人材の強みを引き出すことである」と述べています。お互いの才能を発見して、応援するような職場風土であるように目指していきましょう。

                                      2022年7月 看護部門長  山下 美智子