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機能と取り組み

医療の質指標(QI)

入院患者の転倒・転落発生率、転倒・転落による損傷発生率

指標の定義

入院中に患者さんが転倒・転落に至る原因はさまざまです。例えば家と異なる病院の環境によるもの、日常生活や治療の過程で発生するものなどがあります。本指標は全入院患者さんのうち原因の別なく転倒・転落に至った患者さんの報告件数の割合を示します。

当院の特徴

入院中の転倒・転落発生率は患者1,000人に対して2.2人となりました。このうち損傷レベル2以上の転倒・転落発生率は同じく1,000人に対して0.43人でした。レベル4以上は1,000人に対して0.04人でした。
転倒・転落発生率は参加施設の中央値1,000人に対し2.48人より下回り、損傷発生率についても、レベル2で中央値1,000人に対し0.54人より下回る結果となりましたが、レベル4以上では全国の中央値と同値となりました。
患者さんの高齢化、重症化と治療期間・経過の変化は、転倒・転落の発生に影響していると考えられます。
今後も、障害に至らない環境作りと繰り返し発生させないようにリスクアセスメントを行い、転倒後の重症化防止の取り組みを進めます。

*「中央値」とは、数値データを大きさの順に並べ替えた時、順番が真ん中になる値。
ここでいう数値データとは「日本病院会QIプロジェクト事業」に参加している施設の指標値のことである。2020年12月に公表された「2019年度QIプロジェクト結果報告」の中央値と比較。
‰(パーミル):1‰=1/1000=0.1%

入院患者の転倒・転落発生率


入院患者の転倒・転落による損傷発生率


転倒による損傷レベル
レベル 説明
1 なし 患者さんに損傷はなかった
2 軽度 包帯、氷、創傷洗浄、四肢の拳上、局所薬が必要となった
あざ・擦り傷を招いた
3 中軽度 縫合、ステリー・皮膚接着剤、副子が必要となった
または筋肉・関節の挫傷を招いた
4 重度 手術、ギプス、牽引、骨折を招いた・必要となった
または神経損傷・身体内部の損傷の診察が必要となった
5 死亡 転倒による損傷の結果、患者さんが死亡した
6 UTD 記録からは判定不可能