紹介割合/逆紹介割合
紹介割合
指標の定義
初診患者数(休日夜間患者数と救急搬送患者数を除く)のうち、他の医療機関から当院への紹介状(診療情報提供書)を持参して受診した患者数と初診の救急搬送患者数の割合を示します。
当院の特徴
2022年度の紹介割合は106.1%でした。紹介に関する指標の計算方法が変わり、前回と比較しての評価は難しいですが、前年度同様に中央値を上回る結果となりました。新型コロナ感染症の流行も3年目にあたり、指標を構成する数値も前年同様の動きを示しています。
逆紹介割合
指標の定義
診療が継続している患者さんを他の医療機関に紹介することを逆紹介といいます。初診と再診の患者数(休日夜間患者数と救急搬送患者数を除く)のうち逆紹介を行った患者数の割合を示します。
当院の特徴
2022年度の逆紹介割合は309.3‰でした。紹介割合と同様に逆紹介についても指標の計算方法が変わり、前回と比較しての評価は難しい面がありますが、中央値を大きく上回る結果となりました。
*「中央値」とは、数値データを大きさの順に並べ替えた時、順番が真ん中になる値。
ここでいう数値データとは、「日本病院会QIプロジェクト事業」に参加している施設の指標値のことである。2023年10月に公表された「2022年度QIプロジェクト結果報告」の中央値と比較。
計算方法(紹介割合)
分子 紹介患者数+救急患者数
分母 初診患者数
計算方法(逆紹介割合)
分子 逆紹介患者数
分母 初診+再診患者数