1か月間・100床当たりのインシデント・アクシデント報告件数／全報告中医師による報告の占める割合

1か月間・100床当たりのインシデント・アクシデント報告件数

指標の定義

医療安全性を測るための指標として「インシデント・アクシデント報告件数」があり、軽微な事例の報告が透明性と医療安全への意識の高さを示します。

当院の特徴

当院は全国中央値の報告数を維持し、医療安全管理部は事例の原因究明と再発防止に注力しています。

全報告中医師による報告の占める割合

指標の定義

インシデント報告数は病院の医療安全意識の高さと透明性を表す指標ですが、医師の報告が少ないことが全国的な課題です。

当院の特徴

当院は医師からの報告の割合も全国の2倍以上高く、医師の医療安全に対する意識が高いことがわかります。

＊「中央値」とは、数値データを大きさの順に並べ替えた時、順番が真ん中になる値。
ここでいう数値データとは、「日本病院会QIプロジェクト事業」に参加している施設の指標値のことである。2023年10月に公表された「2022年度QIプロジェクト結果報告」の中央値と比較。

計算方法（1か月間・100床当たりのインシデント・アクシデント報告件数）

分子　調査期間中の月毎のインシデント・アクシデント報告件数×100
分母　許可病床数
^{※インシデント・アクシデント報告：インシデント影響度分類に定められた範囲で医療安全管理部門へ報告されたもの}

計算方法（全報告中医師による報告の占める割合）

分子　医師が提出したインシデント・アクシデント報告総件数
分母　調査期間中の月毎のインシデント・アクシデント報告総件数
^{※インシデント・アクシデント報告：インシデント影響度分類に定められた範囲で医療安全管理部門へ報告されたもの}