当院外来における麻疹(はしか)の発生について【第一報】
令和7年(2025年)5月6日(火)、7日(水)、8日(木)に、当院を受診された患者さんが麻疹(はしか)にかかっていることが判明しましたので、お知らせします。
感染波及の可能性がある期間は、以下の通りです
■2025年5月6日(火) 21時21分~0時19分
■2025年5月7日(水) 13時36分~17時36分
■2025年5月8日(木) 9時11分~12時15分
上記時間帯に当院に滞在された方へ
今後下記の麻疹を疑う症状が出現した場合には、以下の麻疹疑い患者さん専用回線、病院代表電話にご連絡ください。
受診を案内された場合は、病院内に入らずに指示に従ってください。
※平日(8時30分~17時)
麻疹疑い患者さん専用回線:029-851-4927
※休日・夜間
病院代表電話:029-851-3511
麻疹(はしか)とは
【原因】 麻疹ウイルスに感染することで発症します。
【潜伏期間(接触から発症するまでの期間)】 約10~12日間(最大21日間)とされます。
【麻疹を疑う症状】 麻疹患者さんに接触した約10日後に、38℃程度の発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が2~4日間続き、その後39℃近くの高熱とともに発疹が出現することがあります。
【診断】 麻疹の症状がある患者さんでは、医師の判断で、血液や喉を綿棒でぬぐった検体、尿などで検査をすることがあります。無症状の時に感染の有無を判断できる検査はありません。
【治療】麻疹に対する特別な治療はありません。解熱剤の使用など症状に応じた対応をします。
【感染経路】空気感染、飛沫感染、接触感染などが報告されています。
【茨城県 報道発表資料】
2025年5月9日
筑波メディカルセンター病院長 河野 元嗣
感染対策委員長 石川 博一