東日本大震災(2011年3月11日)
東日本大震災での当院DMATの活動
茨城県DMAT参集拠点活動
福島第一原発周辺の病院からの茨城県への転院搬送
震災に伴う急性期の災害医療を行うため、茨城県は福島県、宮城県、岩手県と共に全国DMATの派遣要請を行い、発災翌日に当院は茨城県のDMAT参集拠点として活動しました。病院としての機能維持が困難な施設へ当院に参集したDMATチームを派遣し、翌日までに入院患者の転院を行ったほか、茨城県内の被災地へ救助活動に向かいました。また当院DMAT2チームも、北茨城市内の被災した病院の転院搬送活動を実施しました。
茨城県DMAT調整本部活動
茨城DMATが中心となり、茨城県での災害医療活動を継続するため、茨城県庁でDMAT調整本部活動に当院DMATが参加しました。避難所の医療需要や被災病院の状況調査を行った結果、北茨城市内で機能維持が困難となっている病院があることが判明したため、転院搬送を行い、当院はヘリコプター搬送の受け入れ病院となりました。
福島第一原発周辺の病院からの茨城県への転院搬送
福島県第一原発から20~30km圏内の複数の機能維持が困難となった病院へDMATを派遣したところDMAT隊員からの福島県北部での状況報告があり、茨城県DAMT調整本部を再設置することになり、当院DMATが調整本部活動に参加しました。福島県DMAT調整本部と連携し、被災した病院の入院患者の転院搬送調整・転院活動を実施しました。