3年ぶりの開催!常総市市民健康ひろば(開催報告)
3月19日(日)、常総市市民健康ひろばが開催されました。市民健康ひろばとは、当院が地域の皆様さんに正しく医療の知識を理解していただくために行っている出張型講演会です。
新型コロナウイルス感染症拡大のため、開催が見送られていましたが、3年ぶりに行政と連携しての開催となります。
今回は「よくわかる心臓弁膜症と最新治療のおはなし」をテーマに、仁科秀崇副院長(循環器内科)が44名の地域の皆さんに講演。治療をしなければ、どんどん症状が悪化してしまう「大動脈弁狭窄症」の主な症状や、患者さんへの負担が少ない治療法である「経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)」の映像などを見せながら“治療の実際”を詳しく解説しました。
仁科副院長は、「大動脈弁狭窄症は、まずは普段の生活を通して、家族が気付いてあげることが重要。心配だなと思ったら、まずはかかりつけ医を受診し、“胸の音”を聞いてもらいましょう」と早期発見の大切さを伝えていました。
参加者からは「父が心臓弁膜症で亡くなったので、自分のこととして聞くことができた」「最新の医療技術が聞けて勉強になりました」などの感想が寄せられました。
今後も当院は、地域と連携し、地域へ出向いた出張型講演会を開催してまいります。