能登半島地震に対する 災害医療支援チーム(DMAT)を派遣しました
当院では1月6日(土)~8日(月)、能登地震の災害支援として当院のDMAT(災害医療支援チーム/当院からは医師1名、看護師3名、調整員2名)が、第3次隊として石川県に派遣されました。
現地では1月7日より、石川県珠洲市内で避難所となっている老健施設3施設の状況調査や支援物資の搬送、1月8日には、被災した介護度が高い老健施設の状況評価と支援、並びに体調不良者を珠洲総合病院へ医療搬送するミッションを行いました。
また、阿竹茂救命救急センター長は、茨城県庁に設置された「茨城県DMAT調整本部」の本部長として、石川県で活動する茨城県DMAT15チームの後方支援を行いました。
被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆さまには安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。
【DMATとは】
医師、看護師、調整員から構成され、大規模災害時の急性期に関係機関と連携して現場での診療や、航空機を使用した広域医療搬送などを行う医療チームのことです。
災害時の病院からの医療搬送も重要な役割であり、当院DMATは患者搬送機能のある救急車型のDMAT車両を保有しています。
DMAT:Disaster Medical Assistance Teamの略