超音波検査
1.超音波検査とは
人間の耳には聞こえない音である超音波を使って内臓や血液の流れなどの状態を確認する検査です。
検査は、皮膚にゼリーを塗って、超音波探触子(プローブ)を当てるだけです。
安全性の高い検査であり、幅広い方が繰り返し検査を受けられます。人体に悪影響がないので、時間をかけて連続的に調べることができ、対象となるものの動きや状態をリアルタイムに把握することができます。
2.機器の紹介
Aplio 500
LOGIQ E10x
3.検査内容
放射線技術科では、主に腹部領域を担当しています。
腹部超音波検査
検査時間は10-20分間です。
腹部超音波検査では、主に肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱などの臓器を観察します。
4.患者さんへのお願い
腹部超音波検査
- 検査当日は食事を控えて下さい。
- 水分摂取の制限はありませんが、水かお茶でお願いいたします。ジュースやコーヒー、牛乳などの脂肪を含む飲料は、胆嚢が収縮して観察しにくくなるためお控えください。
- 骨盤内を観察しやすくするため、できる範囲で排尿を我慢していただきます。
- 検査時、息止めがあります。吸気、呼気を調整して観察しやすい部位で呼吸停止をしていただきます。