仕事のこと・社会保障の制度や手続き
病気になっても仕事を辞めないで
病気になっても退職を早まらず、まずは相談、情報収集が肝心です。一人で悩まず、急いで判断せず周りと相談してください。
当院では、病気の種類を問わずに治療だけでなく仕事の継続や復帰についても相談ができ、仕事と治療もどちらも叶えられるための支援をしています。
「知って安心!暮らしと治療を支えるミニ知識④仕事と治療の両立について」ではYouTubeによる説明動画を配信をしています。
「社会保険労務士による就労相談」のご案内
社会保険労務士による相談会を月2回開催しています。仕事に関する保障を分かりやすく教えてくれます。
相談できる内容
- 退職・解雇に関すること
- 労働条件に関すること
- 休職・復職に関すること
- 雇用保険に関すること(失業給付など)
- 医療保険に関すること(傷病手当金など)
- 年金制度に関すること
「ハローワーク土浦【出張相談】」のご案内
日時 |
社会保険労務士による【仕事と治療の両立相談のご案内】毎月第1木曜日 13:00~16:00 予約優先 ハローワーク土浦【長期療養しながら働きたい方の出張相談のご案内】毎月第2木曜日 13:00~16:00 予約優先 |
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場所 | 患者家族相談支援センター・がん相談支援センター(外来棟2階) |
費用 | 無料 |
予約方法 | お電話でご予約をお取りください。 患者家族相談支援センター TEL:029-858-5377(直通) |
「社会保障の制度や手続き」のご案内
私たちは一人ひとりが自らの責任と努力によって生活を営んでいますが、病気やけが、老齢や障害、失業などによ り、自分の努力だけでは解決できず、自立した生活を維持できなくなる場合も生じます。このように個人の責任や努力だけでは対応できないリスクに対して、相互に連帯して支え合い、それでもなお困窮する場合には必要な生活保障を行うのが、社会保障制度の役割です。
社会保障制度は、私たちの生活を守るセーフティネットの機能を持っており、私たちの生活を生涯に渡って支え、基本的な安心を与えています。「傷病手当金」「年金」について、ご説明いたします。
傷病手当金(会社を休んでいる間の手当て)
社会保険(協会けんぽ、共済、組合の保険証を持っている)に加入している患者さんが、入院や外来などの治療のため、仕事を長期間休んだ場合には給与に替わり、手当金が一部支給されます(傷病手当金制度)。
治療のため続けて3日以上休んで、その期間会社から給与等が支給されていない場合に支給されます。
年金(年金がもらえる場合)
治療が長期にわたり後遺症や障害があるため…
・仕事ができない
・日常生活に支障があって、大変である
・日常生活で介助が必要である
これらの状態が長く場合に、障害年金が支給されます。
※年金を受給するには手続きが必要です。