よくある質問
- Qなぜ地域がんセンターと呼ぶのですか。
- A茨城県では、総合がん対策推進計画として県民の利便性を考え、県内4地域の病院に茨城県地域がんセンターを整備することにしました。
各病院では、それぞれが培ってきた特徴ある機能やマンパワーを、がんセンターでも有効に活用できることになります。
これは他県のがんセンターにはない特色の1つといえます。 - Qがんセンターにはどんな人が入院し、どのように治療が進められるのですか。
- Aがんの疑いやがんと診断された患者さんが入院の対象になります。
入院後はがんの広がりと全身状態を評価し、患者さんに病名や治療法についての情報を分かりやすく説明します。
そして患者さんの同意のもとに最善の治療を行います。
入院の経過中、私たち医療チームは患者さんやご家族を身体面、精神面から支援していきます。 - Qここのがんセンターの特徴はなんですか。
- Aがんの診療の専門医・看護師・薬剤師・放射線技師・その他の医療者が協力してチーム医療にあたることにより安全で確実な医療が迅速に提供できます。
特に当がんセンターでは、筑波大学附属病院と協力してがん治療にあたっていきます。
またがん治療後の患者さんの病状の変化を長期にわたり定期的にみていきます。
さらに緩和ケアチームは、がんの苦痛や苦悩から開放された生活を希望する患者さんを支援します。 - Qがんの治療法について教えてください。
- Aがんに対する治療法には、外科治療(手術)、放射線治療、抗がん剤を用いた薬物治療などがあります。
手術後の疼痛や抗がん剤の副作用などのように、それぞれの治療法には長所と短所があります。
そこで各治療法の短所をできるだけおさえ、これらの治療法を併用することにより、小さな障害で最大限の治療効果が得られます。
これをがんの集学的治療といいます。 - Q相談窓口はありますか。
- A全国の地域がん診療連携拠点病院は、がんの相談を受けることが義務づけられており、当院では「患者家族相談支援センター・がん相談支援センター」を設置し、看護師と医療ソーシャルワーカーの専従の相談員を配置していいますので、遠慮なくご相談ください。